映画「おくりびと」を観て
イメージは牡丹
3月の末日 お天気は好いけれど 冷え込んでまだ真冬の装い。桜もまだ五分咲き 以前全国ロードショーで 見逃していた 「おくりびと」がアカデミー賞外国語賞を受け凱旋上映されている。
本木雅弘が15年も前から手がけ発案した作品だと知り これは 絶対観なければと思い足を運びました。平日だから少ないだろうと思っていましたが 始まる頃は満席でした。さすが アカデミー賞受賞作品です。
タイトルから想像して 暗い作品だと思っていたら 三分の二は 笑っていました。
切なくて 面白くて 楽しくて 暖かいと言うのがこの映画の中に 一貫していました。
納棺は以前は家族がやっていましたが 葬儀社が 納棺師に頼むのだと初めて知りました。納棺師 それは悲しいはずのお別れを 優しい愛情で満たしてくれる人。
チェロ奏者の主人公(本木)がひょんなことから ふるさとの山形で 納棺師となり 悩んだり傷ついたりしながら 次第に 愛情に満ちた納棺師になってゆく姿を描いたものでした。
本木雅弘が人生の最後を 静けさ やさしさ 流れるような 手の動きで お化粧をしたり 白装束を着せたりする所作は 美しく 感動しました。
高く澄んだ青空を背景に 全編に流れるチェロの演奏。ユーモアを絶妙に 散りばめて 悲しいはずの お別れの儀式を 優しい愛情で満たしてくれました。
人生と死と愛 重いテーマですが 笑いと感動の涙が流れ 久々に好い映画に出会いました。
追記 脇役陣 山崎務 広末涼子 余貴美子 の 演技もすばらしかったけれど モックンの演技は 自然で 笑わせたり泣かせたりでした。あのしぶがき隊の頃を知っているので まあ立派になってと 感心したり。 15年も 諦めずに 勉強し 企画して 監督に申し出たと聞きました。努力の人ですね。尊敬します。 姑の きき きりんが 「頼りになる婿殿です」と言ったそうで 頷けます。

























































